2007年3月22日

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「投名状」はまだ撮影が終わっていませんが、僕はもう次回作に取り組み始めています。
J&Jプロジェクトの衣装合わせをやっています。
顔の型も取らねばなりませんでした。実のところ、僕は顔型を取るのが大嫌いなのです。何度もやったことはありますが、そのたびに、ああ嫌だ、と思うのです。
顔にいっぱい乗せているとほとんど何も見えませんし、息もできません。自制心がなくなりそうです。
気道がさえぎられると、とても不快です。
2時間にわたる顔型採取の間、僕は瞑想状態に入り、とても静かに穏やかにしようとしました。

おそらく、僕はほかの人とはちょっと違っているのでしょう。
死について考えることが多いのです。
前にもお話しましたが、死をもっと理解するために、特別な瞑想を行ったことがあります。
考えてみると、この世に生を受けたものには必ず死が訪れます。反対に、死をよりよく理解すれば、この世での一日一日の価値をもっと感じることができ、人生を楽しめるのです。
これこそが死を学ぶ主な理由なのです。
僕は今、人生をよりありがたく思い、幸福に満ちて毎日を送る方法を理解しています。
人生のさまざまな事象に対処する方法を理解し、どんな人にもふさわしい尊敬をもって接することができます。
これは悲観的なものの見方ではなく、むしろ人生に対する楽観的な見方なのです。