2007年3月25日

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「投名状」の撮影はほぼ終わり、僕はピーター・チャン監督にふさわしい贈り物を何にしようか決めかねていました。
彼は勇断をもって、僕をこの作品に出演させてくれました。
贈り物についてしばらく考えた後、「SPIRIT」の完全版を贈ることにしました。

DVDにサインをし、
「すばらしい監督だけどプロデューサーとしてはまあまあな人へ」
と書きました。
もちろんこれは冗談です。
「投名状」でピーターは監督であり、ボスであり、プロデューサーであり、制作部長でした。
これらをすべて均等にこなすのは簡単ではありません。
僕はこのような大規模な制作にかかわったことがありません。撮影班は常に600人以上でカメラマンは6人、助監督は15人もいたのです。

僕はピーターの勇気を感じることがよくありました。
彼は芸術性の完璧を求める人です。
彼はアクションをドラマの流れのように捉えることもよくあります。
そして、彼は俳優一人一人の内面の感情を実にうまく捉えます。
簡単ではなかったけれど、僕は今回の撮影を本当に楽しみました。多くのことを学び、このようなチャンスをくれたピーターに心から感謝をしています。
僕の努力が彼をがっかりさせないといいのですが。