4月20日:玉樹での地震救済活動

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みなさんもご存じのように、マグニチュード6.9の地震が2010年4月14日、青海の玉樹で発生し、家や暮らしや、地域経済に大きな被害を与えました。
ワン基金のスタッフや基金の災害救援隊の援助を受け、私は4月15日から18日、青海の玉樹地震被災地のまっただ中へ直行しました。
災害救援を主目的に、私たちは地震の直後に現地に入ったのです。

地方自治体とワン基金の協賛団体やボランティアの助けとともに、私たちはトラック7台分の水やビスケット、即席麺、ジュース、薬品や衣料を玉樹へ届けました。
いままでのところ、この物資は、生存者が基本的に必要とするものをまかなうために、結古地区や映秀村に届けられています。
17日の午後私は、香港のボランティア、黄福栄さんが命を落としたNangqian 合和孤児院を訪れました。
ワン基金のチームと学校のスタッフ(孤児院の副院長さんを含む)と共に、黄さんに敬意を表し、新しい孤児院を建てることを約束しました。

今回の訪問は楽なものではありませんでした。
そして、今後、この地域でワン基金が行っていく再建作業が、私たちスタッフにとって困難なものであることも確かです。
玉樹が、青海の高地にあり、細い道が多い地区であることも、この地域にここ数日駐屯している救助チームの活動を困難なものにしています。
しかし、緊急援助の時期が再建の時期に変わるにつれ、再建にむけての新しい解決方法が見つかるだろうと、私は思っています。

みなさんが関心をもってくださることに感謝しています。
そして、玉樹の新しい未来を再建するために、私たち皆が何らかの役割を担えると思っています。

ワン基金が今回の訪問で撮ってきた写真のいくつかをご覧ください。





(たいやん注)元記事には、もっとたくさんの画像があります。